事業概要

  1.  微生物物による油汚染土壌浄化

バイオオーグメンテーション用油分解菌3菌株




  2.  超微細気泡(ナノバブル)発生装置の水質浄化、排水処理への応用

 ナノバブルは超音波の利用、加圧させて発生させるのが一般的であるが、この方法では生態系に悪影響を及ぼす。弊社は多孔質の複合セラミックスから気泡を出すことで生物に悪影響を与えない装置を開発した。このナノバブル発生装置は排水処理分野、水質浄化分野、発酵・醸造分野における全性向上・生産性向上・高付加価値化に期待できる。



 ナノバブルは水中に滞留するため水底まで酸素が届き、微生物によるヘドロ分 解を促進する。
琵琶湖の湖底では酸素不足が原因でヘドロが蓄積し、水質に悪影響を与えている。湖底でナノバブルを発生させると、気泡に含まれる酸素をヘデロを分解する微生物に効率良く運べ、水質浄化を促進する。
 装置は、本体を水上に浮かべ、そこからナノバブル発生部分を沈めて使用する。電源は出力240kwの大陽光発電パネルで賄い連続運転する。消費電力は従来の微細気泡発生方式の5分の1〜50分の1になる。粘性のある液体や土 の中でも運転できる。

  3.  有機土壌診断

バクテリア量と窒素循環を科学的に分析・測定する




 4. 当社技術・知的ノウハウの特徴

  • 利用する微生物は当社の保有するものであり当社が排他的使用権を有しております。
  • 当該微生物の生態、代謝、構造等の基礎情報の重要部分は当社が独占しており、当該微生物が働く上での、効率性、安定性、品質を最大に高める設備の稼動条件に関する知識・ノウハウを当社が独占しております。
  • 当社の研究開発体制(共同開発体制を含む)及び実績、人的ネットワーク、情報収集・集積のシステムの実績は他社が追従することは困難であります。

    以上のことから、当該微生物利用技術の代替可能性は低くまた、当社が持続的優位性を堅持できると考えます。

     5.

  6. コンサルティング事業部門の概要

   (1) 当社のコンサルティング部門は、当社が蓄積した技術・知的ノウハウをベースに以下の分野における微生物利用による問題解決、

        産学共同研究、 共同事業(テーマを決め顧客企業と当社で行う事業)に関するソルーションを提供します。

  • 医薬、診断分野(未知の化学物質や酵素を抽出し医薬品や診断薬への応用)
  • 農業分野(アグリバイオ事業、家畜し尿・糞尿処理事業)
  • 環境分野(排水汚泥の浄化やノンスラッジ)
  • エネルギー分野(バイオマスから水素生産、燃料電池に応用)
  • 微生物専門分野の教育・研修事業
  • その他





  (2) お客様との関わり


      当社は、お客様との結びつきを種々の段階で深めていくことにより、お客様との信頼関係を醸成していきます。

 

  • 第一段階:ヒアリング
  • 第二段階:機密保持契約
  • 第三段階:顧問契約
  • 第四段階:コンサルティング契約
  • 第五段階:共同開発契約
  • 第六段階:共同事業契約





コンサルティング契約段階のフロー図(事例)

〜 微生物利用による問題解決 〜








 

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